廃棄物の削減
PPIHグループは、循環型社会の実現のために、廃棄物の削減とリサイクルの推進に努めています。
「ボトル to ボトル」水平リサイクルの実施
PPIHでは、サントリー食品インターナショナル株式会社さまと協働し、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを推進しています。これは、使用済みのペットボトルを資源として循環し、新たなペットボトルへ再生することで、環境負荷の低減を目指すものです。
現在この取り組みには、当社グループのアピタ、ピアゴの約90店舗が参加し、ご家庭で使用されたペットボトルのお持ち込みを呼びかけ、地域のお客さまと共に資源の有効活用を推進しています。
店頭で回収されたペットボトルは、サントリー食品インターナショナル株式会社さまで製造・販売する飲料用ペットボトル容器の原料として活用されます。
今後、この取り組みを国内のグループ店舗で拡大していく予定です。
古紙リサイクルステーションの設置
MEGAドン・キホーテ、ドン・キホーテの一部店舗では、店頭に段ボールや雑誌などの古紙を回収するリサイクルステーションを設置し、地域のお客さまにご利用いただいています。持ち込んだ古紙は1kg=1majica※ポイントとして利用者に還元され、当社グループ店舗でのお買い物にご利用いただけます。また、回収した古紙は地元のリサイクル業者を通じて再資源化されます。
家庭ごみの削減と資源の有効活用を実現し、さらにポイントも貯められるお得なサービスとして、お客さまからご賛同をいただき、店舗の再来店につながっています。
当社グループはこうしたサービスを通じて、お客さまとともに循環型社会の実現に取り組んでいます。
※majica:PPIHグループ各店で使える電子マネー
販促物に伴う廃棄物の削減
商品の販促物はメーカーが宅配便で各小売店舗に送付する商慣習があり、個別包装のための段ボールが消費・廃棄され、また店舗で活用されないまま廃棄に至る無駄も発生しています。
このようなサプライチェーンにおける様々な無駄を改善し、廃棄物の削減及び業務の効率化を図るため、メーカー(ロート製薬株式会社)さま・卸売(株式会社PALTAC)さま・当社グループのドン・キホーテ店舗が連携し、販促物の必要数量と設置店舗を厳選するとともに、環境負荷の低い紙素材の使用や、拠点への一括納品の仕組みを構築しています。
今後もお取引先さまとサプライチェーン全体の最適化・効率化を図り、廃棄物の削減に取り組んでいきます。