株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

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トップメッセージ

代表取締役社長 CEO 吉田 直樹

当社ステークホルダーの皆さまにおかれましては、平素より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2020年来の新型コロナウイルス感染禍は2年目に入り、ワクチンの接種が進んでいるものの、変異株の発生なども含めてまだ収束する状況にはございません。この困難な状況下にて、懸命に働いておられる全ての方々に、心からの感謝と敬意を表したいと思います。また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方とそのご家族には、謹んでお見舞い申し上げます。

さて 、2021年6月期連結決算において、当社の売上高は1兆7,086億円 (前年同期比1.6%増)、営業利益は813億円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は538億円(同7.9%増)と、ドン・キホーテ1号店出店以降32期連続となる増収営業増益を達成することができました。ステークホルダーの皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
今般のコロナ禍中の前期41期を振り返ってみますと、インバウンドニーズの完全消滅に加え、都市部店舗への来店客の減少により、国内DS事業の「ドン・キホーテ」は苦戦をいたしました。一方、GMS事業の「ユニー」や、ユニーとドン・キホーテを融合した「UDリテール」の好調、海外事業の好調が、国内DS事業のマイナスをカバーするポートフォリオ経営が、まさに功を奏した結果となりました。

今期42期における国内事業の取り組みに関してですが、まずは消費行動の明確な変化からも、これまで以上に小売店に対しての期待が大きくなり、当社にも今までとは違った期待をお客さまから求められております。そうしたことを前提にDS事業では、第2期を迎えたミリオンスター支社長※を中心に、商圏ごとに潜在的なニーズを捉えて応え続けるとともに、PB商品の開発と導入強化等による差別化を図り、新しい時代においてもお客さまに支持され得る店舗作りを推進してまいります。
※ドン・キホーテ、長崎屋及びUDリテールという法人の垣根を越えて、100万人商圏につき1名の支社長が営業を統括

一方、GMS事業に関しては、New GMSへのリニューアルを加速し、UDリテールへの業態転換においては、アピタにドン・キホーテがテナント入居する「テナントイン型」を中心に進めます。
コロナの時代に、消費者の方のデジタル化が一気に進んだことで、当社のDXは喫緊の課題になります。デジタル・データ戦略として、majica(マジカ)アプリを軸に「シームレスなチャネル提供」と「アプリ機能の強化」にてお客さま、商品、当社が繋がる仕組み作りを図ります。

次は海外事業ですが、まずアジア事業に関しては、「ジャパンブランド・スペシャリティストア」としての抜群の人気と認知度を活かし、今期は12店舗程度の新規出店を進めます。また、北米事業に関しては、既存店の改装とデリカ類の質の強化を鋭意図ってまいります。
ところで今後、当社海外事業の成長・拡大・発展におけるカギを握るのは、日本の農畜水産物の生産者・関係者とPPIHとのパートナーシップであると考えます。そのため、生産者と当社の会員組織「PPIC(ピック)」をフル活用しながら、取扱品目拡充による直貿金額の拡大を、強力に押し進めていく所存です。
最後にESGの取り組みに関してですが、前期に設立した「ダイバーシティ・マネジメント委員会」、「指名・報酬委員会」に加え、「コンプライアンス委員会」、今期より環境やサプライチェーン・マネジメント活動を強化する「サステナビリティ委員会」の4委員会を中心にESGの取り組みを鋭意強化してまいります。

今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げます。 

2021年9月
代表取締役社長 CEO 吉田 直樹
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