株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

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トップメッセージ

代表取締役社長 CEO 吉田 直樹

平素は、当社グループの事業にご支援を賜り誠にありがとうございます。
おかげさまで当社は、2020年7月1日、第41期のスタートを切ることができました。ご承知のように、前期は、消費税増税、さらには全世界的な新型ウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、大変厳しい道のりでございましたが、皆様のご支援とご理解のおかげをもちまして、無事に乗り越えることができました。それに対して、まずは深い感謝の意を表したいと思います。
また、今年は、当社40周年の節目でございます。ドン・キホーテ1号店のオープンからは31年、さらに昨年、当社にグループ入りを致しましたユニーは、50周年の節目を迎えることができました。この道のりは、すべてご来店していただいたお客様皆さまの温かいご支持の賜物でございます。私どもPPIHグループは、「顧客最優先主義」のもと、新年度41期も、いささかもブレることなく精進・邁進して参る所存でございますので、引き続きご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、新年度を迎え、当社は、ホームページを一新いたしました。新しいホームページは、PPIHグループが、創業者で創業会長兼最高顧問である安田隆夫が2011年に初版を上梓した当社グループの経営理念集「源流」を真のCEOとして「顧客最優先主義」を貫く会社であることを強く打ち出したものです(源流「PPIHグループの理念」について)。また「源流」には、2013年の改訂版(第2版)に追加された「マネジメントの鉄則」において、当社の圧倒的多数を占めるメイト(正社員以外の全従業員)について、「メイトこそ当社の宝」と明記しております。その私どもの思いを当ホームページにも反映させたく、新ホームページは、日本語版、英語版に加え、ドン・キホーテ店舗においてお馴染みのPOP文字を用いた「POP文字版」を当社POPライター(その多くはメイトであります)の協力により加えましたので、どうかご高覧ください(POP文字版ページ)。

今、PPIHグループは、業界が激動する困難な道のりの中、逆に社内は活況を呈し、従業員一同、燃えております。大手小売業の一角を占めるようになっても常に謙虚さを忘れず、より高いガバナンスを目指しながらも、「源流」の教えである「現場に大胆な権限委譲をはかる」べく、7月1日よりカンパニー制を導入し、各カンパニープレジデント及び各CMO(チーフ・マーチャンダイジング・オフィサー)に大幅な権限委譲をはかることに致しました。海外事業も、アジアカンパニーと北米カンパニーを設置し、引き続き成長と拡大を大胆に図って参る所存です。また、CSO(チーフ・ストラテジー・オフィサー)職を新設し、ホールディングス側がしっかりと事業拡大をサポートして参ります。加えて、大胆かつ新しい試みに挑戦すべく、新設のCMIO(チーフ・マーケティング&インテグレーション・オフィサー)、CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)を中心に、新たなフィールドを切り開いて参ります。新しい組織体制は、経営陣のみならず、現場にもさらに権限を大胆に委譲する新体制を本年度前半に実施し、社内においての優劣をはっきりさせ、競争原理を働かせ、仕事のできる優れたリーダーを年齢や経験にかかわらず抜擢していく所存です。また、スケールメリットを活かすべく、チームワークも同時にレベルアップして参ります。

ところで、私どもも事業展開をするアメリカで始まったBlack Lives Matter運動が世界各国に拡がり、大きな社会ムーブメントになっています。一方、当社は、「源流」において、上司は部下の「多様性を認めよ」と明確に規定しております。また、「源流」は、当社の買い場の「ワクワク・ドキドキ」を、「多種多様な価値観を持つ顧客に対応し、常に何かを発見できるような喜びと期待に満ちた買い場の状態」であると規定しております。「隗より始めよ」との言葉通り、当社のSDGsは、まず、自社グループから始めます。このため、上記の組織改編が絵に書いた餅にならないように、源流推進本部を、PPIHグループの行動指針の柱にすべく独立した組織として規定し、8名の執行役員によって運営することに致しました(組織図 2020年7月1日現在)。2016年、創業会長の発案によって始まったLGBTQにかかわる当社就業規則等の変更、社会運動への支援によって当社グループの多様性に対する取り組みは本格的にはじまりましたが、性別、年齢、国籍、職業、主義、思想、趣味、嗜好等の多様性をきちんと認めた上で差別など決してせず、すべての従業員が平等な土俵で、切磋琢磨しながら活躍できる企業を目指します。自社内の多様性の認容(inclusion)こそが、社会の多様性に対応する当社の顧客最優先主義につながっていくと考えます。

先の見えないこの時代こそ、PPIHは、経営理念第二条に謳う「いつの時代も、ワクワク・ドキドキする、驚安商品がある買い場を構築する」ことにおいて、常に先頭を走っていく所存です。お客さまに、EDET(エブリデー・エンターテイメント)を提供すべく、今期も、従業員一丸となり、一層の努力と研鑽を重ねる所存です。今後とも倍旧のご支援ご指導を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

2020年7月
代表取締役社長 CEO 吉田 直樹
プロフィール